ネットから学ぶ転職支援の基本

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「こんな契約書を、いかにA社のダメージを最小限に抑えて再契約するか」という問題です。
内容を確認せず親会社の社長がサイン私はいくつかの点を、駐在員の方(Aさん)に確認しました。 「この契約書を作成したのは御社(A社)ですか?それともこのアメリカ人の側ですか?」「彼のほうです。
ちゃんとした弁護士が作成した契約書だと聞いています」(「ちゃんとした弁護士」といったって、そりゃ弁護士資格があるかもしれないけど、彼とは利害が一致してる人じゃないですか)「この契約書のコピーには御社の社長のサインが見えますが、原本もこのとおりなんですね?」「ええ、1年前に取り交わした契約書の原本をそのままコピーしたものです」(あらら、もう完全に手遅れなんだ)「給与そのものが一般の水準からしてかなり高額ですが、そうした認識はあったのですか?」「ちょっと高いかなあとは感じていましたが、アメリカではこれが普通なんだろうと(普通じゃないですよお、こんな高いお給料)「で、この人に売上げの10%を賞与として支払うと書いてありますが、このことは?」「えっ?そんなことが書いてあるんですか!?」(えっ?ご存じなかったんですか?)「それに、商品をアメリカで販売する際の諸権利については、御社が保有されているんですよね」「はい、そのとおりです。 ウチの権利のはずです」「でも、契約書にはこの人の権利だって書かれてますよ。
なのに、御社の社長はそれを認めてサインされたんでしょうか?」「え〜!いや、そんなことないはずです。 たしかに彼は、ウチがこの商品を開発したとき、アメリカでの販売についてはいろいろ助言してはくれましたが……」(「そんなはずない」といっても、ちゃんと書いてありますが……)「でも、サインするということは、ここに書かれている内容に同意するってことですよ」「いや、同意とかじゃなくて、社長と彼とは以前からつきあいがあってですね、社長は彼を信用できる男だと思うからこそ、現地の経営を任せるという意味で……」(お願いですから、信用できるかどうかは、契約書の内容をよく読んでから判断してくださいね)「それに、雇用期間が10年なんて、経営者の雇用契約ではあり得ません。
通常は2年、長くて3年が普通ですし、ここには御社が彼を解雇できる条件が一つも書かれていません。 片務契約の最たるものですよ、これは」「どうしたらいいんでしょうか、ウチとしては」「選択肢は大きくいって三つ考えられます。
一つは、社長の友人であり、その社長がサインなさったということで、契約書の内容を履行し、法外な報酬を今後10年間お支払いになること」「いや、それはできません。
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